ハマッ子の

横浜生まれの横浜育ちのハマッ子がみなとみらいを中心に横浜駅周辺、馬車道、日本大通、中華街、元町、山手など横浜観光の見所を紹介します。

みなとみらいの概要

地元ならではの中華街情報、横浜の季節の写真などはブログに掲載しております。ぜひ、こちらをご覧下さい。

今は横浜の中心地として活躍しているみなとみらいですが、栄え始めたのはつい最近の話です。

元々みなとみらいは三菱重工の造船所でした。
当時のみなとみらいはもっと狭く、現在のみなとみらいはかなりの部分が最近できた埋め立て地です。
造船所のあとはランドマークプラザのドックヤードガーデンとして残っています。

その後、日本丸が登場し、徐々に開発が始まります。

大きな転機となったのが、1989年に開催された横浜博覧会です。
みなとみらいはその会場となり、一気に開発が進みました。

その後、横浜美術館、パソフィコ横浜、インターコンチネンタルホテル、ランドマークタワー、クイーンズスクエアと次々と建設され、現在の形に近づいて行きます。

みなとみらいが繁栄するまでは横浜の中心地は二つに分かれていました。
横浜駅周辺と関内周辺です。
(元町、中華街もにぎわっていましたが)

しかしその中間である、みなとみらい、桜木町はあまりにぎわっておらず、中心部が二つに分かれてしまっているという変な状態でした。そこで横浜市はみなとみらいの開発に力を入れたわけです。

しかし1990年代は地元の人間から見るとあまり順調に開発が進んでいない気がしました。
元々はオフィス街として発展させる予定だったようですが、バブルが崩壊したこともあり、企業の誘致にかなり苦戦し、オフィスは埋まらず、空き地だらけの状態が続きました。

事態が好転したのは2002〜2004年頃でしょうか。

2002年には今まではただの歴史的建造物だった赤レンガ倉庫がリニューアルし、伝統と観光の両方が味わえるスポットとして新オープン。
徐々に観光客が増えて行きます。

2003年にはみなとみらい初の住宅地、MM Towersが完成。
オフィス街としては成功しなかった(まだ発展中なので過去形を使うのは変な感じですが)みなとみらいですが、住宅地としては大人気。
非常に高額な物件であるのにもかかわらず、平均倍率は8倍を記録。

横浜駅まで歩いて行ける距離で、治安もよく、何より広々としていて開放感があり、景色など周りの環境は抜群。都会にいながらゆとりのある生活ができるムードがあります。

2004年にはついにみなとみらい線が開通。
今まではみなとみらいへ行くには桜木町からかなりの距離を歩かなければならなかったのですが、中心地であるクイーンズスクエアの地下へ渋谷からダイレクトでアクセスできるようになりました。

現在は観光地として、週末は毎週大混雑の盛況ぶりです。
(本当に混みます。地元の人間としては嬉しい反面、空いていた昔が懐かしい感じもします。)

当初は順調ではなかった企業誘致も、日産の誘致に成功。
2010年までに本社がみなとみらいに移転することになっています。
これによって他の企業も移転してくるかもしれませんね。

住宅地としては今はマンションの建設ラッシュです。
すでに完成しているMM Towersは値上がりしていますし、今建設中のマンションも大人気で、完成するのは1年半も先なのに完売してしまっているところもあります。

  • みなとみらい線について